髪を編む

一部の心配をしてくださっている方々、元気にしています。顔もテカるほど。

1か月くらい前からずっと忙しくしていて、何か書く余裕がないです。
もうミドルサーティになる身としては、余裕のある大人になってみたいのですが、
JICA関連の用事とか、営業みたいなこととか、1年報告会とか、それらが終わった今も、
何かと締切に追われています。
忙しさの原因は全て、仕事が遅いということに尽きるんですが、
それでもまあいいかと開き直っています。

3週間前、気合いを入れようと、初めて髪を編みました。
つけ毛を付けて、細かく編み込んでもらった「ラスタ」というスタイルにしました。

髪が長くて多いこともあり、5〜6時間かかりました。
プラスチックチェアに5〜6時間座り続けるのは辛かったけど、
編まれるのは痛気持ちいい感じで、久しぶりに髪型を変えるっていうのは、
なんかものすごい癒される時間でした。
京都の美容院を思い出しました。
サロンてやっぱりいい場所ですね。全部合わせて1300円くらいでした。

編みたては重くて頭痛と肩こりがしたし、ずっと洗えないから痒みとフケとの戦いでした。
でも、それまで喋ったことのなかったナースでさえ「髪型いいね」と話しかけてくれたくらい、
ガーナ人(特に女)からモテました。
同じ苦労を知った者同士の、愛ってやつですかね。

そして昨日、朝から夕方まで、はしかと風疹のワクチンを400人弱の子どもに打ち続けて
ヘトヘトになった後でしたが、(私は助手をしていただけだけど疲れた)
ついに頭の痒さに耐え切れず、またサロンで2時間もかけて外してもらいました。

店が閉まった後に行ったのに、従業員に加え、通りがかりの人までが手伝ってくれました。
(ここがガーナのいいところ。困ってる人を放っておかない。)

立ちっぱなしで2時間ひたすら髪をほどいて、9時くらいにもなってもう眠そうだったのに、
最後に100円ぐらいしか請求されなかったことにもびっくり。
それじゃあ全員でお金を分けにくくて申し訳ないので、倍以上払っちゃいましたけど。
サロンで働く人はタフじゃないとやってけないのは、日本と同じかな。

ガーナ人は写真撮るときだけ無表情になる人が多くて、写真はなんか暗くて怖いですが、
終始和気あいあいと喋りながら作業してくれました。

3週間ぶりに洗髪したら、髪洗うのってこんなに気持ちよかったのか!?っていう快感でした。

きっと頭皮には悪いことだろうけど、一連の体験が新鮮で楽しかったので、
髪を洗うのがめんどくさい旅行の時とかに、また編んでもらうのもいいなと思いました。


女の子の髪型では、ただパーツに分けて結ぶのが、一番かわいいと思います。どーん。


しかも毛先に触ったら、ぬいぐるみみたいにふわふわで、幸せなんです!!

大人の髪型ではアフロが一番かっこいいと思うけど、こちらでは人気がないようで
めったに見かけません。絶対いいのに〜。