ガーナでオイスター

解放。ダイレクターに頼まれていた仕事がなんとか一通り終わりました。
時間がなくてパソコンがあまり得意じゃない彼女の、仕事の資料作りの数々。
頼まれた当初、完全にマンパワーなことやらされてるなって思っていたけど、
やってみたら、ガーナの保健分野の情報収集や、英語の勉強ができているという。

ダイレクターの個人的な仕事をやっていると、お願い事も聞いてもらいやすくなりました。
例えば先日、世界的な大企業が私たちの活動のスポンサーになってくれないかなという野望を抱き、
ある活動の映像(先輩隊員が撮影・編集してくれたもの)を首都にあるその企業に売り込みに行きたいと思っていることを
ダメもとでダイレクターに相談したみたところ、すぐに推薦状を書いて(秘書に書かせて)その企業に出向くことを励ましてくれましたし。
とにかく仕事が早い。

だけど、やっぱりガーナ。
せっかくのダイレクターからの推薦状も、私が誠心誠意書いた手紙も、CDとSDカードで渡した映像も、企業側からは無視されているようで、まだお返事をいただけていません。
というか、マーケティングマネージャーの電話番号を教えてもらったのでガーナ人の友人を通じて何度も電話してるんですが、出てすらもらえません。

また次の対策を考えないと。そんな時にも母のように相談にのってくれるのはダイレクター。
頭のいい人の仕事のビジョンについていくのはヘトヘトになるときもありますが、
心の底から尊敬しているし、育ててもらっている、と感じています。

彼女が「オイスターって知ってる?食べられる?」と牡蠣入りオクラシチューを作ってくれました。

首都の高級店じゃなくて、ガーナ食でも牡蠣があるの!とびっくり。
辛いスープをかき分けると、牡蠣と鰹と鶏と牛の皮と野菜がたっぷり入っていて、
牡蠣はちょっと硬めでしたが、日本で旦那さんがよく牡蠣料理を作ってくれた事をなんとなく思い出しました。
いまだに食べられない牛の皮は鶏にあげました。

うちの近くは内陸だということもあり、牡蠣は手に入りませんが、ダイレクターは、普段私も利用している首都のカネシステーションにある市場で見つけたそう。
私も今度首都に上がったら探します。