ラストスパート


友人がうちに来た時に、近所の刺繍職人にオーダーしたクッションカバーたち。美しい!


・・・帰国まで1か月。

4月後半からやることが幾重にも重なり、イベントやゲストも多く、忙しい日々を送っています。
はあはあ。

協力隊としての活動も、休日の遊びもおかげさまで充実しているのに、
その記録を全然してない自分!

うーん。まあ、今じゃなくても、帰国後にいろいろと思い出して、書き足していくんでしょう。
忘れられないことは。


今日嬉しかったこと。

メインステーションに行ってみたら、地面がきれいになってた。

ゴミはありますが、これでもいつもより全然きれいなんです。
いつも昼間は、数えきれない大量のピュアウォーター袋が落ちているのに、
今日は数えられる程度にしか見当たりませんでした。

ピュアウォーター袋たちは、ステーションの端っこに集められていました。

アクラにある、プラスチックをリサイクルする工場に持って行くためです。

なんと、これをステーションの中にいる人たちに指導したのが、
これまでクリーンアップエクササイズ等の活動を一緒にしてきたカウンターパートなんです★

「指導して」と頼んでいないのに、自主的にやってくれている。

「環境をきれいにしたい」という思いもあるでしょうが、
「お金が欲しい」「評判を上げたい」という欲望が、彼を突き動かしているのだと思います。

私の住むオダで、プラスチックリサイクルビジネスをやりたいと言ってくれた日本人がいて、
彼が、我がカウンターパートを突き動かす種を、まいてくれました。
クリーンアップエクササイズをやってきた経験のベースがあったのも良かったのでしょう。

そのビジネスが最近、動き始めたところです。

自分の活動にも関係があるし、応援したくて手伝っているのですが、こんなすぐに、
ステーションの環境が変化がするとは・・・!


でも、アクラ近くの工業地帯のある都会・テマは、もっと進んでるんですよね。

こんなゴミ箱や看板があちこちにあるし、(オダには皆無)

こういう、ピュアウォーター袋を集めるリサイクル用の袋が大量にかためて置いてあるんです。
オダでも集める袋はたまに見かけますが、こんなに分かりやすく置かれていない。

ピュアウォーターを飲んだ後、ポイ捨てするんじゃなくて、わざわざここに
入れに来ていたおばさんを見て、感動。
一瞬、ガーナじゃない場所にいるのかと思いました。

リサイクル工場が近くにあるから、住民の意識も進んでいるんでしょう。

オダはテマやアクラに比べれば遅れているけど、だからこその、チャンス。

これから住民の意識が変わっていくオダを想像して、ワクワクしています。