調べたいことはまだまだある

昼間は強烈な日差しで、夕方、一時的に雨期真っ最中のような激しい雷雨でした。

恵みの雨ということで、また植物の話になりますが、
ガーナに来て初めて出会い、気になっている実があります。


ディーボという名前の実。これは皮を剥いて茹でた後の写真です。

皮の色も硬さも栗に似ていて、ほんのりした甘味もそっくりです。
大きさは栗の半分位。

近所の少年が拾って持って来てくれて、初めてその存在を知りました。
マーケットでも売っているのかもしれませんが、私は見たことがありません。

ニンニクのように真ん中に芽があって、切るとベタベタした白い液体が出てきます。
ディーボを茹でた後の鍋も、ベタベタします。
これはゴムの成分で、虫への防衛機能だと思います。



アトゥワという実。

これもマーケットで買えるのかもしれませんが、近所の男の子が持って来てくれるまで
存在を知りませんでした。

ぶどう位の大きさで、皮は柔らかく、生のまま皮ごと食べます。
種が大きく、繊維が多く、食べられる実の部分は少ないので、食べるよりもしゃぶるって感じ。
甘酸っぱくてなぜか人工的な、ガム?と思うような味がします。

これに似た果物で、もっと大きくて酸っぱい「アラサー」という実もあります。
私はアラサーの味は好きですが、繊維が多く、食べると繊維が絡まって歯が痛くなるので、
あまり食べません。

ディーボもアトゥワもアラサーも、栄養価がすごく高そうな味がして、
一体どれ程の栄養成分を秘めているのか気になります。
ガーナ人にとってのビジネスチャンスが眠っているかもしれない・・・。

自分では調べられないので、どなたかに調べていただきたいなあと思っているところです。