ズームライオンの働きぶり

週末、新空港建設予定地のプランプランという、
首都から車で1時間位の所に行き、海の近くのホテルに泊まりました。

波の音を聞きながらぐっすり眠り、すっきり目覚め、
プランプランから隣町のニンゴまで、砂浜を裸足でのんびり歩きました。

波で湿ってひんやりした砂を踏みしめると、外反母趾気味の足裏にとても気持ちいい
マッサージとなりました。

この地域は昔、外国から受刑者が送られてきて、漁業などで働かされていたとのことです。
受刑者が寝泊りしていた施設も見かけました。
そのため外国人はあまり珍しくないようで、じーっと見られることはあっても、
子ども達にうるさく騒がれることはありません。
魚が安く、新鮮なティラピアはうちの近所の半額でした。

ニンゴには乗馬ができるきれいなビーチがあり、絶景のラグーンもあり、
ホテルや別荘はポツポツ建っていますが、まだ観光地化しておらず、
いわゆるビーチリゾートの雰囲気ではありません。
人が少ないせいか、ゴミがほとんど見当たりませんでした。

誰かが拾っているのかと地元の人に聞いてみると、
「ZOOMLIONが毎日来て掃除してくれている」と教えてくれました。

毎日というのは大げさだと思いますが、うちの近所に来ているZOOMLIONよりもよっぽど、
働きぶりが伺えます。地域差があるのでしょうか?

先日作った公衆衛生の紙芝居には、「ZOOMLIONは全てのゴミを拾ってくれるわけじゃない。だからその辺に捨てないでね。」という事を書きました。

この巨大清掃会社が地域とどうやって契約しているのか、
ガーナでゴミはどういった過程で処理されているのか、
大量のゴミが積み重なった土地は時々見かけますが、
もっと知りたい、調べてみたいと思いました。

どこの家でも、ほとんど毎朝掃き掃除をして落ちたゴミを集めています。
ポイ捨ての文化がなければ、毎朝掃除をする必要はなくなり、
自由な時間が増えるのではないでしょうか。