近頃DHLもよくない


かたつむり(snail)の串焼き。
かたつむりの粘液が入った美容クリームもあるくらいだから、
お肌にいいのかもと思って挑戦したものの
グロイし、コリコリした食感が好きになれず、2くち食べただけで終わりました。



DHLの宅急便について。
以前、日本からガーナまで「ほぼ確実で3〜4日で届く」と書いて、

http://d.hatena.ne.jp/bams/20120818

12月にも何の問題もなく届いたんですが、
事情は変わっていることをお伝えしなければなりません。

今回、9月21日に京都から送った10キロの荷物を、10月11日にやっと受け取れました。
21日かかりました。

履歴を見ると、発送翌日には香港→ドイツ→ベルギー、
その翌日にはナイジェリア→ガーナに届いていたのに、そこから止まったまま。

こちらから出向かなかったら、いつまでたっても届かなかったでことしょう。
しかも、受け取る際の対応は酷いものでした。
それでもまだ郵便局よりはマシなのかな。
(郵便局のEMSは届かず紛失。スモールパックは今のところ大丈夫だけど・・・。)


まず、遅れているのにいっさい連絡が来ないので、金曜日に休みをもらって首都に上がり、
発送状況をプリントアウトしたものを用意して、DHLオフィスに電話しました。

すると、関税がかかるから、その手続きで時間がかかっているというのです。

「は?なら電話で知らせてよ」と言ったのですが、
「倉庫とオフィスのネットワークに問題があって、どうのこうの」と、
こちらが聞き取りが苦手なのをいいことに、適当にごまかしたような答えでした。

それでも急いでいたので仕方なく、空港の近くにあるDHLの倉庫まで行って、
関税が24セディ(1200円程)だったので、払いました。
何に対する関税なの?と聞いたけど、教えてくれませんでした。

そしてそこからがまた長かった・・・

荷物を開けられ、小さな羊羹なんかの細々した物も全部出され、
シャカシャカ振りながら「何これ?食べ物?」って聞かれたりしました。

そして、出した物をぐちゃぐちゃにしまうから、ダンボールのフタが閉まらず、
結局自分で入れ直さないといけないという。

その扱いには思いやりのかけらもなくて、悔しくて、
「家族が送ってくれたプレゼントなのに、なんでそんなふうに扱えるんですか?
あなた子供ですか?カスタマーサービスっていう言葉知ってますか?」
って文句言ったけど、ニヤニヤしてるだけ。

受け取りからオフィスを出る時もスタッフ達は雑談ばかり、
歩くのも書くのもノロノロしていて、手続きに時間がかかりました。

帰り際、管理職っぽい人を見つけて、
「何で連絡もしてくれなかったんですか?普通はするでしょう。」
と聞くと、
「すみません。電話番号が分からなかったんだと思います。」
と言うから、
伝票を見てみたら、はっきりと電話番号が書かれていたから、
「私には、電話番号がはっきりと見えますけど。
DHLは高いけど、早く届くから高い金額を払って送ってもらっているのに、
これじゃあ意味ないですね。」
と言いました。

さらにまだクレームを言いたくなって、アクラにいる友人のガーナ人ビジネスマンに
「こんな事は初めてだ。」と相談したら、
「今年の春頃から物流システムがいろいろ変わってるから、
前回までのようにスムーズに受け取れなかったんじゃないかなあ。」
とのことでした。
その人は日本で働いていたこともあるので、
「Sorry. That's GHANA.」とも言われてしまったけど。

うーん。
考えてみれば、3〜4日で届いて、関税もかからなかったこれまでの方が、
便利すぎておかしかったのかな。
でも、ガーナのDHLオフィスは大きくするために工事中だったし、
カスタマーサービスは改善しないといけないと思うんですよ。
それは保健医療分野でも同じこと。

問い合わせる前は、テロの警戒体制のせいで遅れてるのか?とチラッと思いましたが、
現場は全くそんなことなかった、っていう話でした。

しかし、届いた荷物は素晴らしかったです。
頼んだ物がちゃんと入っていて、たくさんの日本食が、お菓子が、
どれもこれも嬉しかった!!センスいい!!
夢にまで見た蕎麦を一人ですすり、感動を噛み締めています。

ちらし寿司の素で作っても、お母さんの味にはとてもとても及びません。