工事中 

防犯工事のために日本語で提出する書類がいろいろあるんですが、
それを書いていたら局長が覗き込んできて、
「その文字が日本語?トリ肉にしか見えない」と言われました!
どの鳥肉が日本語に似てるんでしょうか?


工事といっても大掛かりなものではなく、壁の上のワイヤーと、ドアと窓に鉄格子を取り付けるだけなのですが、途中で意味の分からない間があったりして、やっぱり、スローペースで進んでいます。

昨日お金のやりとりが何とか無事に行われ、今日やっと壁のワイヤー取り付け作業が完了。
これの取り付けは、危険と隣り合わせの作業なので、有り難く見守りました。
見た目は何か残念だけど、これでかなり安心です。

触れると電気が走りそうに書いてありますが、走りません。
嘘の看板を付けてもらっています。

来週の月曜日にはドアと窓の鉄格子が完成している予定です。


11月はあっという間に過ぎました。
ギニアウォーム撲滅プロジェクトの強化月間だったので、
村を回って、村のリーダー(ボランティア)に指導をする活動について行きました。

いろいろな病気の症状を説明されると、
「このデキモノは何?」とか、気になる症状を言いに来てくれる人がいて、
医療機関に出向けない人たちの、異常の早期発見の機会にもなっています。

太ももとお腹にポツっとできたこれは、赤ちゃんが元気なので
とりあえず写真に撮って経過観察です。

電気のない村、けっこう多いです。



先日はラジオで、高校生クイズ大会の決勝戦が行われました。
クイズの問題はこれまたギニアウォームがメインで、
その他の感染症問題も少し出題されました。

その前に、予選が2回ありました。

2回目の予選の様子



予選を勝ち抜いた高校の生徒たち。
解答者はスタジオの中、応援者が控え室で静かに点数を数えています。

優勝したのは強かったチームではなくて、予選をギリギリで通過したチームで、
本戦のために勉強した成果が表れていて、すごーくいい戦いでした。

1位と2位の賞品は掛け時計で、3位以下はノートとボールペンでした。
掛け時計は何となく、自分の物にはならない気がしますが・・・

賞品はみんなでマーケットまで買いに行きましたが、ラッピングは私の担当で、
全ての賞品、真心を込めて包みました。
昔のバイト経験がこんなところで役に立っています。
ガーナ人はラッピングが苦手なので、同僚の希望で、やり方を教えることになりました。「感染症対策」という活動にあんまり関係ないですけどね。


こんな感じでうまくやってるように見えますが、世界中どこでも人間関係の問題はあります。
チームで一緒に行動したいって言ってるのに、放っておかれることもたくさんあります。
大事な伝達を現地語でしか喋らない人たちもいます。
英語で喋ってもらっても分からないことは多いけど、気分的に違ってきます。

ガーナに来て5カ月経って、だいぶ人と文化に慣れてきましたが、言葉の壁はまだまだ果てしないです。疲れてほとんど喋る気がしない日もあります。
そんな時は、写真撮影で終わります。
写真撮影は挨拶みたいなもので、ガーナ人ほとんどが喜ぶコミュニケーションだと思います。
撮った画像を見せて「エッフェ」(キレイ)!と言うと、老若男女、それまですましていた人も
みんな嬉しそうにします。


最近、泥棒に入られた話をすると、
同じチームの一部の人達がバカにしたように笑いました。
同情したり心配したりしてくれる人が多い中、悲しかったです。

でも、そんな悲しかったことや、ショックを受けたこと、ストレスに感じる人間関係の悩みを直接局長に言えるようになっています(局長が、悩み事は隠さず言えっていうから)。
すると、局長も私と同様に、その関係者達とうまくいっていないことや、彼らの問題、抱えている悩みを話してくれました。
そして、他のスタッフに入ってもらって話し合った結果、部署や巡回地域を一部変えてもらうことになりました。

それで、かなり気持ちが楽になりました。
状況を変えるための話し合いって大変だけど、大事ですね。


可愛くて親切なメイツ。
いい人はいっぱいいるから、大丈夫ですよ。