村とか

ネットワークの不調と電気の不足で、更新が滞りました。
vodafone officeでモデムのアップデートと再インストールしてもらってから、
なんとかつながるようになりました。

最近はたくさん人と会ったりで、忙しくしてました。
中には大切な出会いもありました。
何が大切なのかはなかなかタイムリーに分からないですが、
小さなものから大きなものまで、日々何かしら出会いですよね。

この10日程のことを少しずつメモしておきます。
平日は変わらずデスクワーク。
週末は二週に渡って、港町や村々を回りました。

停電が多いと言いつつも、私の住む場所はどちらかというと人口密度が高い都会なので、
こういう素朴な建物が新鮮でした。




小さなモスク。


教会。ガーナの国の形の中に十字架。


船の上でこっちを意識しながら踊る少年。
ついでに洗濯物を干しているところがガーナらしいです。
港町には城跡があって、パノラマの景色がすごくきれいでした。
フィッシュマーケットの日にまた行きたいです。



カカオ農園。カカオの実のなり方ってこんなんなん!とびっくりしました。
ところで私、いつも同じ服を着てるようです。


子ども達の目はキラキラです。


臍ヘルニアの子、結構います。
日本では乳児の5%くらいのところ、アフリカ系黒人は30%くらいだそうです。



カカオの実は割るとこんな種が出てきて、フレッシュな実の種は、しゃぶるとおいしいらしいです。私は噛んでしまい、苦くなってしまって味が分からず、みんなに「あ〜あ」という顔をされました。

種を干しています。


電気のない村で、夜の暗さが怖かったですが、星、流れ星に圧倒されました。
上下水道もないけど、青空トイレは気持ちよかったです。
交通が不便で、自給自足してる人がたくさんいました。
しかし村人も、携帯・カメラ・PCは使いたいみたいなので
(「もし電気が来たら何に使いたい?」と聞くと、そんな答えが返ってきました)
ソーラー発電の方法など調べようと思いました。

食べる話では、バンクーに引き続き、ケンケという主食にもハマりました。
ケンケも最初は臭くて食べられなかったのですが、だんだん慣れて(味覚麻痺?)、
今ではチーズのように味わっています。

それからピトーという地酒もおいしいです。
カラバシの木の器にたっぷりつがれて出てきます。
ケンケもピトーもトウモロコシを発酵させて作ります。
お酒は弱いですが、発酵食品は好きだということがはっきり分かりました。


先日ガーナ人医師と同じ皿でビーフ入りフフとケバブをつついたのですが、
その夜からその人は下痢・腹痛に襲われ、翌日は出勤できないほどだったそうです。
「絶対あの肉だ。大丈夫か。」と連絡が来て、医者だから何か説得力があるのですが、
私の方は怖いくらいに何ともなくて、申し訳なかったです。
タフな胃腸に感謝しつつ、調子に乗らないようにします。


水曜日は3回目のラジオ出演。ヘルストークの話題は先週に引き続き「肥満」。
久しぶりに会った看護師長から「顔が太った」と頬肉をつまみながら言われ、軽くショックでした。贅肉・たるみが気になる年頃、その切なさをバネにがんばりました。

嬉しいことに、町や職場で出会う人から時々ラジオの感想をもらえるようになりました。
今回は録音のために動画を撮りましたが、カメラセッティング位置が悪いため絵が退屈なのと、バッテリー不足で途中までしか撮れず、恥ずかしくて公開できません。見たい・聴きたい方はメールなどでお知らせくださればデータを送りますので、お気軽にご連絡ください。


それと、HONDAの小さな赤いバイクが来ました。
活動範囲が広がるので、職場のみんなとワクワクしています。
盗難予防のため、敷地内の空家に入れて鍵も付け足しました。


日本を出る前に友達が届けてくれた下鴨神社のお守り、
嬉しくてヘルメットに貼ってます。