母乳をすすめる

ラジオ出演レギュラー化?

今日は栄養科のおじさんと一緒にCHPS(Community-Based Health Planning & Service)という施設の機能評価を2カ所回った後、ローカルラジオに出ることになりました。

こんなチャンネル。地元人向けのほとんど現地語のラジオです。
番組前に停電したのですが、発電機を動かして再開されました。

ラジオ局に着くまで何も知らされていなかったので、びっくりしました。
このおじさんは人を驚かせるのが好きなのか、それともちょっと抜けているのか
それともガーナではこれが普通なのかが分からないです。


EXCLUSIVE BREAST-FEEDING(完全母乳育児)
というテーマで1時間。
BREAST-FEEDING PROMOTION WEEK 2012
というキャンペーンにちなんだTOPICです。


日本から来たボランティアでプロフェッショナルナースだと紹介してくれたので、
私も恥ずかしながら現地語で自己紹介をしました。
「ガーナ好きです」とか「バンクー好きです」とか
「みなさん私のことオブロ二(白人)って呼ばないで
アコシア(私の現地名。日曜日生まれの女という意味)って呼んでくださいよ」とか。
緊張して言い間違いもしましたが、みんな笑ってくれました。
他にも言いたいことはまだまだあるのですが、言えなくてもどかしいです。

それから、生後最低半年間は、赤ちゃんが欲しい時に母乳だけあげたほうが
お母さんとと赤ちゃんの健康や関係作りにいいこといっぱいありますよ、と英語で話して
現地語に訳してもらいました。いいことの詳細はおじさんが話してくれました。

個人的には「絶対母乳だけで頑張って」と言いたいわけではなくて、
ミルクを足した方が結果的に母乳が出ることもあるので、ケースバイケースですし
できない時は無理せずミルクも足したらいいと思っているのですが。
それは産科、NICU病棟で少し働いていた頃の日本での感じ方であって
ここはガーナだし
外国人がシンプルな言葉をたどたどしく話すことで、
少しでも印象に残ったらいいなと思います。



ヤオおじさん。老眼鏡をかけたり外したり。
リスナーからの電話相談は、全部このおじさんが答えてくれました。


おじさんがDJに渡す用に作ったメモ。一番下に私の名前も書いてくれました。

帰り際、毎週水曜日に1時間の枠で出るように言われましたが、
社交辞令かもしれないし、ガーナ人のことだから怪しいのですが、
もし本当なら、それまでに現地語で簡単なヘルストークができたらいいなと考えています。
まあ準備だけで終わったとしても、別の場所で話せばいいことですもんね。


垂乳根像。ケープコースト大学にて。