少しずつやれば いい

いつのまにか9月半ばだ!眠い!!!
PCに向かって何かを書こうとすると、電気が足りないとかネットが遅すぎるとか、眠くなるとかの諸事情あり、ついつい先延ばしになりますね。
日々フレッシュでリフレッシュできる情報なんかをお届けできるようになりたいものです。


停電中でこんな感じで。

紙の日記はその点気軽で便利ですね。
電子書籍と比べて本の良さを再認識できるのと同じく。
日記帳面には毎晩、寝転びながら殴り書きしています。思いのたけ。


8月から始まった仕事は、これまで反省点も多く、言葉の壁できついこともあるものの、全体的には楽しくやれています。
上司や同僚は予想通りのルーズな仕事っぷりですが、あまりストレスを感じないのは、私自身がいい加減な性格だからでしょう。ここだけは自分の性格で良かったなと思います。
2年もアフリカで暮らすとルーズさに拍車がかかること間違いなし。恐ろしかー。


自宅から職場を眺めた風景。通勤時間3分。

仕事はというと、最初の1カ月くらいは保健所の人事課と情報管理課で、命ぜられるままレター等の書類・統計レポート作成を手伝っていました。
保健に関する内容は興味深いのですが、読みづらい字・馴染みのない人名や言葉の連続で、時々キレそうになっていました。
そんな時ガーナ人は私に、「カクラ、カクラ」か「スモール、スモール」と言ってくれます。
「少しずつやったらいいよ」という意味。
私この「カクラカクラ」(現地のチュイ語)「スモールスモール」(ガーナ英語)って言葉が本当に好きになりました。緊張した時は呪文のように唱えるほどです。
ということで、改善すべきところは多々ありますが、焦らずやっていけたらと思います。焦ったところで周りから浮いちゃうような環境だし。

今週からは栄養科で、資料作成など手伝っています。
ここの仕事を教えてくれるNutrition officerはもう32年もこの仕事をしている大ベテランのおじさんで、Workshopのやり方がうまい。
そろそろ退職して自分の畑を広げ、低農薬農業をして暮らしたいと。
この方はガーナ人なのに市場で売られている野菜に厳しくて、農薬量の違いが野菜の形と味を変える。見ろ!とトマトを例に出して力説。
確かにおじさんの作るトマトは丸くてつるんとしてて甘い。市場でよく売ってるトマトはひらひら波打った形でビター味。
仕事に対する情熱や使命感があり、医食同源へのこだわりがあり(太ってるけど、そこがまた哀愁ただよう感じでいい)、話していて楽しいです。

そこそこ豊かになったために、国際機関から昔のような援助をもらえなくなったガーナ。
生活習慣病も増えてますが、栄養失調に傾いた人たちはまだまだいて、甲状腺機能に関わるIODATED SALT(ヨード入りの塩)すら高くて買えない人たちがいっぱいいます。
何かいい方法はないか、おじさんと一緒に考えていきたいです。


おじさんが職場に植えた栄養価の高いモリンガの木。



(自宅療養中の友へ)
足の具合はどうですか?
こないだ乗り合いバスで隣にいた子猫です。



揺れに合わせてミャーミャー鳴いてて、かわいかったです。

猫少ないので出会えたらラッキー。
にわとりとヤギならそこらじゅうにいます。
食べるためですね。