EVERYDAY LIGHT OFF

ガーナに来てから2か月たち。
1日のうち1/3くらい停電する日が続いています。
停電する瞬間は「エイ!」みたいに反応するけど、
電気のはかなさには随分慣れてしまって、真っ暗闇になっても
①懐中電灯を点ける
②月の光を確認する
③ゴミを燃やして焚き火する
④月と火の明るさをめでる 
の流れで淡々と行動しています。
これを書いてるのは予備電力です。

こんな時には日本が恋しくなったりもします。
原発はいやだけど。
そういえば最近一番日本の良さを思い出したのは、BIG TREEに会った時でした。

この木はうちから車で約30分の森に立っています。
ひそかに西アフリカで一番大きな木といわれています。
この大きな木に続く森に入ったとたん、ひんやり湿った草木の匂いで日本の空気をものすごくリアルに思い出し、ぐらぐらする時間が流れました。
五感の中では嗅覚が一番記憶と密接、というのを実感しました。
一緒に行った日本の方も、日本を思い出したそうです。

樹齢400〜500年、
高さ110メートル、太さ12メートル
とガイドブックには書いてあります。
実際にはもっと低く感じますが、てっぺんは見えないのでわかりません。

熱帯雨林の地域なので背の高い面白い木が多いです。
1か月後くらいにバイクが手に入ったら、あちこち見に出かけて瞑想とかしたいです。
今さら森ガール。
近くにホッとできる場所があってよかったです。